Item Number 14
プレート ボウル カップ マグ ピッチャー オーバルプラター水をいれてテーブルへ そんな方向を勧めたい テーブルを組み立てるとき、背の高いピッチャーを取り入れると高低差が生まれバランス良く綺麗にまとまる。
ここ数年ですっかり定着したテクニック。
少し気合を入れたセッティングをするのなら必須アイテムといえるのがピッチャーで、既にいくつか棚にも並んでいる。
最近ではピッチャーを使う事が昔に比べて特別な事ではなくなった。
飲み物をたっぷり用意しておけば、途中で誰かが席を立たずにすむというのは、ゆっくり食事を楽しむために大切な事と知る。
中に入れるのはレモンやハーブを入れたミネラルウォーター、炭酸水である事がほとんどで、時々はサングリアなんて洒落たものも入れるのだけど、そんな飲み物がピッチャーに入れられテーブルにあるのも実に爽やかで気分がいい。
と、ここまで述べたのは、ガラス製ピッチャーを使ってきた感想。
いざ素材が変わり、陶器のピッチャーを前にすると、「何入れて使ったらいいんだろう?」と考えてしまい、キッチンツールを立てる道具として使いがちでもある。
そんな話を社内でしていた時、フィンランドオタクのスタッフマツヲが「フィンランドではごく普通に使ってますよ。
水道水入れたのがドーンと出てきます。
」と一言放った。
確かに形は一緒だから、ガラスピッチャーと同じように使えばいいではないか。
そうして水を入れる方向で使うようになったのだけれど、意外にも全面にプリントされた華やかなピッチャーは、一切頑張らない日々の食卓にもよく馴染み、少しその時間を心地よくした。
食事の時に水を飲みたい人のために添えておくような、気軽な使い方がよく似合った。
水道水をそのまま飲む、という点ついては好みが別れると思うのが、僕はそこを勧めたいわけではなく、水を入れてテーブルに出すという、その方向を勧めたい。
麦茶を作り冷やすにいい 垂れる垂れないのはなし 麦茶を作って冷蔵庫で冷やしておく。
パラティッシのような陶磁器のジャグであれば、熱湯を入れてはいけないわけでもないし、冷やしてはいけないわけでもないので、耐熱どうこうが気になるガラスジャグに比べ、大きく気楽である。
ジャグに氷をいれアイスコーヒーを作る。
そのまま冷蔵庫で冷やしておくナンテ事も簡単にできる。
また、このピッチャーは多少垂れる。
垂れるのだけれど、下に手ぬぐいの一枚でも敷くなり、添えておくなりすれば、なんの問題もない。
フィンランドでは、いつもペーパーナプキンが添えてあったのを思い出す。
そもそも、垂れないジャグというのが、あまりない。
特にヨーロッパの人たちに聞くと、そこに全く無関心なのである。
まったく気にしていないようだ。
その話をすると、その場で試してみて、確かに垂れるって話で終わってしまう。
まぁ、あまり細かく気にしないで問題あれば対応を考える方向、自身を合わせる方向で付き合う方が気楽でいい。
またパラティッシのピッチャーは寸胴でどっしりとした形をしているから、アラビアのヴィンテージやシックな雰囲気をした食器と特に相性がいいと感じているのだけれど、どうだろうか?パラティッシで揃えて使うのも華やかでいいけれど、日常使いを基本として、一つだけ取り入れラフに使う、そんな方向も気に入りはじめている。
いろいろ長々書いて思うのだが、僕は思考もフィンランド化しているのかもしれない。
アラビアを代表する食器 フィンランドデザインの名品 数多くの世界的な賞を受賞し、1960年のミラノ・トリエンナーレでは「ビーズ・バード」でグランプリを受賞。
『フィンランド陶芸界のプリンス』と称されフィンランドデザインを世界に知らしめたアーティスト 、ビルガー・カイピアイネン(Birger Kaipiainen)。
彼は数多くのアートピースを残していますが、プロダクトをデザインする事は少なく、現在も生産が続く物は1969年発表のパラティッシだけです。
カラーバリエーションは発売当初のカラーとブラックに加え、2012年にフィンランドの百貨店ストックマンで先行販売され、現在も稀に生産されるパープルの計3色。
元々ブラック人気が高かったところに、ブラックと相性の良いパープルが追加され更に人気は高まりました。
パープルの綺麗な配色はフィンランドのインテリアやデザインに興味ある人たちの間で広まり、ブラックを超える人気になったとフィンランドに住む友人から聞いています。
とても綺麗なパープルは、まさにパラティッシ(楽園)に相応しい配色ですからティータイムが良く似合い、落ち着きあるブラックは食事の時に重宝します。
ブラックとパープルの合わせ使いも洒落ています。
ただパラティッシは全て不定期生産であり、その時々でラインナップも変わります。
ピッチャー、サービングプラターは極稀に、コーヒーC&S、プレート14cmの生産も常ではありません。
買うタイミングが難しい物ですから、必要な物は買えるうちに買っておいてください。
スコープではブラックとパープルを取り扱うことにしていますが、カラーの取扱予定は当面ありません。
スペック 材質 磁器 寸法 約W220×D120×H125mm 1000ml (注ぎ口にかかる手前まで) / 約860g 生産 Made in Thailand 備考 オーブン(直火不可) : ○ / フリーザー : ○ / 電子レンジ : ○ / 食器洗浄機 : ○ 購入前に確認ください ・ 陶磁器製品に共通して見られますが、小さな黒点やピンホール、多少のがたつきはどれにもあり、良品としています。
説明書ダウンロード 陶磁器
Review Count | レビュー件数 | 2件 |
Review Average | レビュー平均 | 4.5(5点満点) |
Shop Name | ショップ | scope version.R |
Price | 商品価格 | 17,600円(税込み) |